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2026/03/23

UA値が高いと何が変わるの?

UA値が高いと何が変わるの? 画像

前回のブログでは、一建の標準仕様をUA値0.34に引き上げた理由についてお話ししました。

今回はその続きとして、性能を前提にしたとき、間取りの考え方はどう変わるのかという視点でお話しします。

テーマは、家づくりの中でよく聞く「北側リビングは寒いのでは?」という疑問です。


北側リビングは寒い、というイメージ

これまでの住宅では、北側は日射が入りにくく、冬は寒くなりやすいというイメージが一般的でした。

この考え方自体は間違いではありません。ただしそれは、ある条件がそろった場合の話です。


寒さは「方角」ではなく「条件」で決まる

北側リビングが寒くなりやすいのは、

・断熱性能が十分でない
・家全体の熱が外へ逃げやすい
・空間に対して必要な熱源が足りていない

こうした条件が重なった場合です。

逆に言えば、性能と計画が整っていれば、方角だけで寒さは決まりません。


UA値0.34が前提になると話は変わる

一建では、今年からUA値0.34を標準仕様としました。

これは、家全体の熱が外に逃げにくく、一度整えた室温を保ちやすい性能が前提条件になったということでもあります。

この性能があるからこそ、これまで制限になりがちだった間取りも、現実的な選択肢として考えられるようになります。


数字で見る「日射取得」と「暖房能力」

ここで少し、数字の話をします。

例えば、一般的な住宅で多い南側の掃き出し窓(幅1.8m×高さ2.0m程度)の場合、冬の晴れた日には条件が良ければおおよそ500〜800W程度の熱を日射として室内に取り込めます。

一方で、暖房用のエアコンを見ると、一般的な6〜8畳用でも2,200〜2,800W程度の定格暖房能力をもっています。

つまり、

・南側の掃き出し窓の日射取得:500〜800W
・一般的なエアコンの暖房能力:2,000W以上

となり、エアコンは日射取得の数倍の熱を、安定して生み出せる熱源であることが分かります。


だから「方角」より「計画」が大事になる

もちろん、日射取得は「無料の熱」なので、とても重要な要素です。

ただしそれは、断熱性能が低く、熱が逃げやすい家ほど影響が大きいという側面もあります。

UA値0.34を標準とした今の一建の家では、一度つくった熱を家の中にとどめやすく、室温が安定しやすい性能が前提になっています。

そのため、日射取得が少ない空間であっても空間の大きさに対して必要な暖房能力をきちんと確保すれば無理なく、安定した室温を保つことができます。

つまり、
「南側だから暖かい」という考え方ではなく、
「その空間に対して、どれだけの熱を用意しているか」
が、住み心地を左右する時代になってきています。


冷房(夏)も同じ考え方

この考え方は、夏の冷房でも同じです。

南側に大きな窓がある場合、冬は日射を取り込めますが夏は強い日射が室内に入り込みやすくなります。

一方で北側リビングは、

・直射日光が入りにくい
・室温が上がりにくい
・冷房負荷が安定しやすい

という特性があります。

ここでも大切なのは方角ではなく、断熱性能と冷房能力が空間に対して適切かどうかです。


専門家としての考え方

一建では、UA値や間取りを感覚だけで判断することはありません。

・空間の大きさ
・断熱性能
・日射取得量
・必要な熱源能力

これらの要素を重ね合わせながら、「この家なら、ここは寒くならない」という判断を行っています。

北側リビングか、南側リビングか。
それを決める基準は方角そのものではなく、性能と熱量をきちんと把握した上での設計です。


まとめ|性能は、間取りの自由度を広げるためにある

一建がUA値0.34を標準仕様にしたのは、数字を良くすることが目的ではありません。

断熱性能を底上げすることで、暮らし方に合わせた間取りを無理なく選べるようにするためです。

性能と設計を切り離さず、数字の先にある「暮らし」を考える。それが、一建の家づくりです。

WELCOME!

一建は東濃でマイホームをお考え中の方に
丁寧に、親身になってサポートします。

ぜひ一度お気軽に
ご相談ください

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