スタッフブログ

岐阜県東濃(多治見・土岐市・瑞浪市・恵那市・中津川市)の工務店、一建代表の山田です！

先日、久しぶりに真夏の上棟作業に参加してきました。現場に着いたのは朝7時。すでに太陽は本気モードで、足場に上がる前から汗が噴き出します。

一本一本柱を立て、梁を組み上げ、建て起こしを見て、釘を打ち…

大工たちのその一つひとつの動きが、家の骨組みを作っていきます。

上棟の日は、現場全体が動き続け一日で家が形となります。棟梁の指示のもと、材を運ぶ人、寸法を確認する人、金物を取り付ける人、それらの動きを段取る人。息を合わせないと進まない作業ですが、声をかけ合いながら、黙々と汗を流しています。

普段、社長業でデスクに向かう時間が増え、現場に立つ機会はめっきり減りましたが、炎天下で作業する職人たちの集中力と体力には、改めて頭が下がりました。「暑いからちょっと休もう」なんて言っていられない。

安全に、予定通りに、そして精度品質を落とさずに仕上げる。そのために、皆が自分の持ち場で全力を尽くしています。私が大工として独立して以来、現役の頃は毎日現場で汗を流していました。

一建を立ち上げた原点は、まさにこの「現場」での経験です。地域で一番愛され、必要とされる建築屋になるために、現場の一つひとつの積み重ねがあること。うちの大工たちが最高であることを、今回の上棟で再確認しました。

夏の現場は、想像以上に過酷です。しかし、その暑さの中で組み上がっていく骨組みは、まさに職人の誇りの結晶。

これからも、お客様に安心して長く住んでいただける家を、このチームと一緒につくっていきたいと改めて感じました！